Perplexityからの流入と広告(Perplexity Ads)について
きっかけは、いちしまさん@makitani のポストでした。
どうやら一部のWebサイト(特に川手が確認する限りエンジニアやBtoBのWebサービスなどの場合)にて、Perplexity からの流入が増え始めているようです。
実際に自分のブログやクライアントさんのサイトのGA4などを見ていても、流入が増え始めていることを確認したところ、すでにCopilotよりもPerplexityの方が流入が多いケースもあり、「おお、これは大きい変動の幕開けかも?」とちょっとテンションがあがりました。
キャプチャは川手の個人ブログのもの
1.そもそも Perplexity とは?
そもそも「... Perplexity とは?」という方も多い方と思いますので、かいつまんでご説明します。
まず Perplexity について、公式サイトでは次のように言及されています。
Perplexityは、従来の検索エンジンの代替となるもので、直接質問をし、選りすぐられた情報源によって裏付けられた簡潔で正確な回答を受け取ることができます。会話形式のインターフェースやコンテキスト認識、個人に合わせて興味や好みを学習する機能を備えています。
挙動や動作として「1つの検索エンジン」として紹介されることが多いのですが、公式には「従来の検索エンジンの代替となるもの」と説明している点がミソですよね。
以下ページから Google アカウントログインで無料で利用することができるので、触ってみるとわかりますが、個人的には検索エンジンとAIエージェントを足して2で割ったような存在なのかなーっと現時点では思っています。
今年の初旬時点でMAU(Monthly Active Users:月間アクティブユーザー)はすでに1,000万人を突破しており、いまアツいAIサービスの1つと言っても過言ではないでしょう。
Perplexity AI has around 10 million active monthly users.
(訳)Perplexity は約1,000万人を MAU として有しています。「The Latest Perplexity AI Stats (2024)」より引用、訳は著者
Perplexity
2.Perplexity Ads とは何か?資料をもとに確認する
そんな Perplexity ですが、もともと広告ビジネスをはじめるかも?という噂話はあったのですが、今回 Colin Lewis 氏がLinkedInに公式(?)資料を投稿したことで、話題となりました
引用元:Colin Lewis 氏がLinkedInに投稿した資料(表紙がきれい...)
資料は表紙含め33ページほどあり、広告に関しては20ページ以降で言及されています。