ChatGPT経由で発生した来店、顧客対応に関する経営者のリアルなポストや発言まとめ

直近でLLMO 、AIO といったような言葉がバズワード化しています。

それらのワードを耳にし、経営者、マーケティング担当者の中には、次のように考えている方も多いかもしれません。

• LLMO を今すぐはじめなければいけない

• ChatGPTにレコメンデーションしてもらえるように今から勉強しておかなくてはいけない

• AIを賢く活用することで新しい集客のチャンスを掴まなくては

実際、キーマケLabが過去行ったアンケート調査結果によれば、「検索エンジン以外にも、生成AIツールを用いて調べ物をすることがありますか？」という質問に対して34.3％の方が「ある」と回答しています。

一方、実際にChatGPTなどの生成 AI ツールで情報収集をもっともしている層は、たったの1.2%というアンケート結果も。

そのため、AI Overviewsなどによる影響などはさておき、ChatGPT やGemini による直接的なレコメンデーションによる来店や問い合わせ、またそれに伴うビジネスへの影響などは、まだまだ限定的と言えそうです。

しかし、 ChatGPT によって顧客の来店や対応を経験された経営者の生の声を X にて散見する機会も以前に比べて随分と増えてきました。

本日はそういった、リアルなポストを複数ご紹介します。

タイトルにもある通り、便宜上「経営者」としていますが、実際は経営者ではない方のポストを含む場合がございます（目視による精査はしましたが漏れがあるかもしれません）。

あらかじめご了承ください。

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X を中心に確認した限り、占い師の方による「ChatGPT 経由でお問い合わせが...」といった報告は相当数ありました。

「ChatGPT 経由でお問い合わせが...」となると、なんだか華々しく思われる方は多いかもしれません。

しかし、実態は必ずしもそうではないこともあるようです。

浅草のギター・ベース修理工房「Naked Guitar Works」さんの場合、「エフェクター修理をしている」と ChatGPT が回答したことにより（いわゆるハルシネーション）来店が発生し、注意喚起のポストをされていました。

ハルシネーションにより ChatGPT 利用者が誤情報を鵜呑みにし、実際に問い合わせが発生し、それに対する対応を求められるケースも存在します。

「アネシス美容クリニック」さんの事例では、ChatGPT の回答をうのみにし、医療ローンの利用を可能なものと認識したユーザーからの問い合わせに対して対応が求められるシーンが発生していることが伺えます。

創業1937年の着物店「きもの美濃幸」さんのブログを読むと、ChatGPT によって新規顧客の獲得が実現できていることが伺えます。

以下は、該当記事からの引用になります。

「きもの美濃幸」さんの場合、普段から Instagram での情報発信に注力されているそうです。

参照：きもの美濃幸(Kimono-Minoko)(@kimono_minoko) • Instagram写真と動画

そういったものの積み重ねが、そういった効果に繋がっていると言及されている点が、とても印象的ですね。

ChatGPT によるレコメンデーションを受け、士業においても実際にお問い合わせが発生するケースがあるようです。