BeReal Ads(BeReal 広告)が日本でも。

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川手 遼一 2024.09.09
誰でも

数年前から色々と話題となっている BeReal。

2ヶ月ほど前に広告をローンチした影響などもあり広告メディアでも取り上げられるほか、8月末には日経などで取り上げられ、話題になっています。

マクロミルが新成人を対象に定点観測しているレポート(2024年1月公開分)によれば、すでにFacebook(7.6%)や Threads(9.6%)よりも、BeReal(16.8%)が利用されているとのこと。

引用元:【1/8 成人の日】 新成人500名に調査(マクロミル調べ)「Z世代とまとめられる風潮」には肯定・否定ともに約3割/「ワーホリ」への関心が急上昇 | 株式会社マクロミルのプレスリリース

引用元:【1/8 成人の日】 新成人500名に調査(マクロミル調べ)「Z世代とまとめられる風潮」には肯定・否定ともに約3割/「ワーホリ」への関心が急上昇 | 株式会社マクロミルのプレスリリース

また昨年末にサイバーエージェント次世代生活研究所が公開したレポートによると、BeReal は SNS としてすでにZ世代(本調査では15-25歳)の間では半分以上に認知されているような存在にまでなっています。

引用元:サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6% | 株式会社サイバーエージェント

引用元:サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6% | 株式会社サイバーエージェント

LINEリサーチによる調査でも、最新Z世代トレンドは「BeReal.」が総合1位でしたね。すでに若年層がよく使うアプリ、SNSの代表的なものであると言っても過言ではないでしょう。

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BeReal が広告事業を2024年7月にスタート

そんな BeReal ですが DIGIDAY の予想を裏切り、今年の7月から広告事業の展開を開始します。

主に買収された影響もあるかとは思うのですが....日本では事前に CEO へのインタビュー記事がアドタイにも掲載され、話題になりました。

日本でも数日前から「取り扱いを開始しました」プレスが続いています、今後もおそらく続くでしょう。

実際プレスを打ったアイモバイルは株価へも影響があったようです。

先日、自分も BeReal の広告担当にメールを送ったところ(日本語ではスルーされましたが、英文で再送したものには返信がありました 苦笑)すでに日本語の詳細な媒体資料もあり、それを送っていただき読みました。

Be Real Advertising のセールスチームには、日本語に堪能な方もいるようなので、ぜひ興味がある方は連絡されてみてはいかがでしょうか。

現行の広告プロダクトの性質上、一定期間で一定以上の広告投下が必要なようですが、すでに日本人ユーザーも多く獲得しており、商材によっては十分魅力的な広告プロダクトかと。

$10K以上のご利用で、BeReal広告にいち早くアクセスできます。
BeReal」より引用
DAU 310万(24年6月時点)
MAU 430万(24年6月時点)
年齢:97%のユーザーが14歳~27歳(Z世代)
情報元:BeReal
プレスより引用

ただ一方、こういった情報も出ていることから、広告効果に関しては慎重にみておくとよいのではないでしょうか。

位置情報とZ世代

ちなみに前述したこちらの調査結果。

引用元:サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6% | 株式会社サイバーエージェント

引用元:サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6% | 株式会社サイバーエージェント

15-25歳での認知率が特に高いものに関して、例えば whoo、NauNau などはいずれも位置情報共有アプリと呼ばれる類のものです。

ナイル社(Appliv)の2023年調査結果によると、10代の約7割が位置情報共有アプリを利用中とのこと

引用元:10代の約7割が位置情報共有アプリを利用中、ゼンリー終了からの移行先に新たな動き(Appliv調べ) - Appliv

引用元:10代の約7割が位置情報共有アプリを利用中、ゼンリー終了からの移行先に新たな動き(Appliv調べ) - Appliv

位置情報共有アプリは以前からさまざまな危険性(空き巣などの犯罪やストーカー被害などに巻き込まれる危険性)が指摘されていますが、いまだにかなりのZ世代ユーザーが利用していることが伺えます。

位置情報は取得されるさまざまなユーザー情報の中でも特に重要な情報ですが(広告の精度にも影響を及ぼす)今後もこういった形で争点になることは間違いなく、ただ行動様式などから考え Web 上で若年層へのアプローチを図る際には有益な媒体となる可能性も高いため、今後も新しい位置情報共有アプリが登場した際には注視しておくと良いのではないでしょうか。

文責:川手 遼一

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